翌朝も快晴。ただ、地平近くはガスもあり富士山は昨日よりもその姿を隠す。
ホテルを出たあと、絵葉書を買うため右往左往。町の銀座に当たる商店街の文具店は日曜は定休日。
それから、何もない「銀座」を脱出して、やっとのことで文具店を見つけ筆ペンと絵葉書を購入。
近くの喫茶店でコーヒーを飲みながら、したためる朝。
それは1980年代。アメリカのカリフォルニアは豊かで健康志向。
そんな光景を表す、海岸沿いの椰子の並木の舗装道路を
ローラースケートで行き来する若者達。

焼津の小川漁港に再び。堤防の先端にある灯台。
漁港の南はどこまでも続く砂浜。

犬の散歩をしたり、ジョギングをしたり釣りを楽しんだり。
日本も豊かな健康志向の国になりました。

釣は興味がわきませんが、
何故かそれに興じる人は同志のような感覚。
一人黙々と楽しみに耽るその姿は、実に共感を覚えるものです。


日曜のお昼ご飯もお寿司。30品楽しめるこの店名物の握りです。3150円也
飽きることのない地方都市の旅。今回は焼津。
食は美味しく、景観も見事。焼津にての寿司は年中行事になりそうです。

同じく、日曜日、某マイミクさんが富士山を西に拝む場所まで来られていました。
彼は東北の出身で、日記かコメントに「光の冬」は憧れだったという記述があり、それがとても心に残ります。
太平洋岸の住民にとり、曇天が続くのは梅雨なのですが、日本海岸は、それにプラスして冬も曇り。
大好きな光の冬が太平洋岸の特権だったとは、言われてみて初めての実感。

帰りも、国道一号バイパスを利用。愛知県の音羽蒲郡まで下道です。
浜名バイパスから見る太平洋ロングビーチ。どこまでも続く海岸の先端は渥美半島の伊良湖。
冬は、空と海の青さが際立つ季節なので僕は大好きです。