和歌山の風情
2007年10/20-21

久しい以前から交友の続く親愛なヒロシ同志。
彼が実家のある和歌山に戻ったのは、最近の話で、戻って程なく和歌山へのご招待を戴く。
近鉄に乗って難波には、年に何回かある行動パターン。
ところが今回は、南海特急に乗って和歌山市へ。

まずは、西本ビルにて軽いお食事とお茶。


ここのプリンは絶品でした。
西本ビルはご覧の通り、古い建造物。文化財でもあります。

古い建物は、未だに残っていたにせよ、
それに新しい命を流し込むのは、人の手も必要です。

このビルの再生に当たっては同志もご尽力したとのこと。
お洒落なカフェ。個人作家の展示の場。
そのような文化的なサロンとして、
この古い建物は新しい役割を自認したようです。

お話に興じていたら、陽の色彩に夕暮れの感覚が。
他にも見て回るところは沢山あるのです。

それから和歌浦と呼ばれる明媚なる場所に足を運ぶ。
寂れた観光地になってしまいましたが、住むには素晴らしい場所で、
散歩コースが海岸線なんて、なんと贅沢なことでしょうか。

地方都市で過ごす夜。
成否を左右するのは、いかなる場所で酔うかも重要である。
美味しい焼き鳥で、助手席の僕は遠慮なく酔うことができました。どうもありがとう。
それからコーヒーにて口直し。コーヒー豆も戴いて、名古屋に戻っても美味しい思いをするのでした。
あけて日曜日、電車に乗って、これぞ近畿の農村集落!といって
なんの遜色もない風情ある田舎に足を運ぶ。

伝統的日本家屋の集まる集落に、一際大きい庄屋があって、
今は文化財に指定されているそうです。(河野家住宅)
こちらの建物も、蕎麦を供する店として、見事に再生を図りました。


十割蕎麦を、いろんな薬味や塩などで味わう。