本来なら、目が覚めたら帰る時刻を考える。それが一泊二日の旅の限界でした。
ところが、例え夕方になっても気にすることなく遊べるのは二泊三日の醍醐味。

この日の目玉企画は熊野古道歩き。
この辺りは、三重県と和歌山県、そして奈良県が接する地域で僕らは車を飛ばして、奈良県に入る。
やはり、海沿いを少し出ただけで昨日の雪は見事な積雪。こんなに南なのに実に不思議な光景です。
熊野古道も、ここらへんは中辺路と言うらしく、お気楽観光バスコースとは相当と離れていて、石畳もほとんどありません。
その知識がないと、ここが熊野古道かさえ分かりません。
僕たち以外に誰かと会うこともなく、そういう静けさは、また格別な心地。

熊野大社は、建物は立派ですが、社務所が行う商売気旺盛な、
奇なるお守りや御神籤などを見てしまうと
正直、興が冷めました。

「ランドセルお守り」
そこまでしなくても・・・ ここに来る人は古きものを愛でに来るわけですから・・・


この日は、ホテルでマグロ三昧。
温泉は外出して、浦島と中ノ島組みに別れ、白濁の硫黄泉を堪能。

こうして僕らは再び、滝原宮を目指して北上。
途中、法外な値段を要求するスタンドに入ったのも、今からすれば味のある思い出。

僕はそのまま高速を使い名古屋まで。
皆さんはJR特急なり伊勢神宮参拝コースなり各自解散。

今回もまた参加者の素晴らしい活躍のもと、楽しいひと時をすごすことができました。
次回は、大平でしょうか??
ありがとうございました。