2010年3/13-14
ウーマン旅行社で行く大秘境遡上。

今回は、東三河の山奥、川売集落の梅を見に皆が集合。
ところが、その盛りは一週間前に過ぎてしまい、なおかつ小雨降る川売。
五平餅や甘酒を頂戴してプチ散策。

朝の渋滞に巻き込まれたこともあり、遅れを取り戻すべくウーマン特急で静岡県は佐久間ダム堤まで。
大秘境遡上は、ここからはじまる。

愛知−静岡-長野に共通しての県道一号。
佐久間ダムから30-40kmは、そのような道に慣れていない人は精神が疲弊します。
24km走っても走っても民家の一つもない。人の姿が全くない。



大秘境の前線基地はJR飯田線大嵐駅。
ここにウーマン号を止め、駅の周辺を散策しましょう。
目の前に大きな橋があります。
天竜川にかかる橋。
一日に何人通過するのでしょうか?

大きな橋は、一方が愛知県の豊根村富山。
一方が静岡県浜松市天竜区!!

ウーマン特急(←ウーマン号の迅速な運転)で、
ここまで来たのには訳がありまして、
秘境中の秘境、小和田駅に行って戻る刺激的な
オプショナルツアー。




多くを語るために来たというのに、、
老夫婦と語らいあったあとは、
多くを語るべからず、そう思えてしまうのが
小和田での出来事でした。

ネットで検索すると、この駅が、どうして秘境なのか
多くの事例が出てきます。

集落の最上段に駅があったのに、
ある日突然佐久間ダムが完成し集落の大半が水没。
今となっては駅から離れた場所に一軒あるのみ。



小和田駅での秘境探訪から戻ってきた僕らは、
次なる秘境へ。大秘境・夏焼集落。

こちらも、ある日突然できた佐久間ダムにより
集落の大半が水没し、最上段に残った現・夏焼の人は、
背後に伸びる一本の1200-300mはある
長く暗いトンネルを利用するしかないのです。


こちらの凄みは、その道の変わり様で、
長く伸びる一本のトンネルを出ると
道は狭くなり、程なく自動車を排斥し、
とうとう階段状になってしまって車輪の文化を受け入れない
人が通れれば事足りる道幅になってしまったのです。

小和田も夏焼も、人を魅せる何かがあるというのに
人をはねつける凄みもあって、やはり多くを語らず、
そう結論付けてしまうのです。

長野県の天龍村は、愛してやまない斜面集落の中井侍とかありまして、
足繁く行くのですが、泊まることは今回が初めて。
素晴らしい宿を見つけました。
料理は美味しく心地良い山の宿。

↑【参考】 2009年の中井侍全景。
翌日曜日、快晴になりました。
まずは愛して止まない中井侍集落へ。
驚きの斜度で人が生活しています。

ここ40-50年は茶の生産で生計を立てているそうですが、
茶を植える前は雑穀畑。

村の古老と出会い、
大変に貴重なお話を伺う機会に恵まれました。

古老が言う昔の話には、「飢え」が忍び寄っている。


中井侍を後にした僕らは、究極の斜面集落「下栗の里」へ。
青空に雪。
下草がまだ荒涼としているのが残念ですが、なんとも見事な眺望です。


下栗の里の全景です。天空の里と呼ばれる所以でもあります。

下栗を下山して、お楽しみ、山肉料理。
写真は鹿ステーキ定食。


実を言うと、このお店は大好きで、
ここで食事するために何度も車を走らせます。


今回のウーマン旅行社は大秘境遡上コース。
過去にも一度ありますが、僕にとっては
何度訪ねても飽きの来ない魅惑の地。

方々にドライブする僕の最も得意とするエリアを
皆様に宿泊を交えじっくりご案内できるというのは
喜びの極みであります。

南信州は実に飽きの来ない場所でありまして、
旅のスタイルも様々。名古屋からは充分日帰り圏内なのですが、
飯田にホテルをとって、地方都市と雄大な自然の組み合わせも
僕の好きな過ごし方です。