私が太った記録
2009年7/4-5

まだ、この頃は、痩せようと口先ばかり。

長野県伊那市。
それは僕が地方都市で過ごす週末シリーズの黎明期に開拓した街。
そもそも、伊那谷の小さな町なのに、名物が二つもあって(ソースカツ丼とローメン)、
立派なオーベルジュ都市。
食べることを目的に泊まれる町。

日帰りで、泊まりで、もう何度目でしょうか?
今回は、いつもとは違うソースカツ丼屋に行く。
そのボリュームは圧巻。


飯田は丘の上と呼ばれるだけあって、天竜川は眼下に位置します。
ところが伊那は天竜川の水運で開けたのでしょうか?
川を挟んで街が開けています。
ただし、旧市街は西側に密集して存在。
(伊那の歓楽街、入船は、元は湊)

写真を見てもお分かりのように、伊那旧市街の風情は、
その土地の集約性に浪漫を見い出だすのです。

これが信州の小都市の土地利用とは思えない集約。
飯田は碁盤の目のように東西南北4-5本、
旧市街に商業地が展開されていますが、
伊那は、天竜川西岸に南北2-3本の筋に密集。
特に入船と呼ばれる一段土地が低くて水捌けの悪そうな場所には、
まるで東南アジアのどこかの町のような濃さがあります。

昼にソースカツ丼を平らげ、
街をブラリ歩きして、ホテルでノンビリしたり。
夜は、某webページでは評判が高かった串屋に行ったものの、
僕にとってはいたって平々凡々な味わいでした。

夜に二軒のバーを梯子して、地方都市で酔いつぶれるという大失態な一夜にもなりました。

こういう失態を演じてしまうと、
その街は、少し遠慮気味になるのは確かなところ。
これ以降、飯田への依存が高まるのでした。