緑の鮮やかな登山道です。
可愛らしいキノコ類も沢山見つけましたが、
一口食べたために、一生笑い続けるのも嫌なんで、秋の大収穫祭とはなりませぬ。
焼岳、中尾温泉登山口、登って30分ほどのところで遭遇するのが
この不思議な白水滝。
温泉の成分が堆積して、まるで和室を仕切る欄間のような立体の造形美。
望遠で覗くと、その立体を伝って水の落ちていくのが分かります。
ところが、天然記念物でもなく、何の指定も無さそうなのです。
もちろん立ち入り禁止区域で、間近に見ることは許されていません。
不思議は不思議のままなのです。
ただ、目の錯覚ではなく、やはり、この滝は岩盤が欄間のようなのです。

まだデジイチを持っていない頃にも、僕は激しく興奮し、パシャパシャ撮ったものでした。
今回の焼岳登山最大の目的は、この説明のつかない不思議な滝を
新ウーマンカメラに収めたかったのです。

無事に下山することができました。
山頂の噴煙が見えます!!


そうそう、行きに電光標識で、
「乗鞍スカイライン、事故のため通行止め」と
書いてありました。
ニュースを聞くと、熊が暴れまわったとか。
こういう通行止めもあるのですね。

山深いマイナーな登山道。
一人で登るとき、たまに恐怖を感じます。

このあと、僕は木曾の御嶽山に行く。