全ては、食べ過ぎから始まる
美濃太田⇒郡上市美並町こだから温泉36km

2009年1/17

結局のところ、平素からの鍛錬ではなく、
過去最大の体重に慌てふためくのです。

日の出前、とても寒い朝に、岐阜県は美濃太田駅に車を停める。
この日は、あの阪神大震災が起きた日。
出発が、まさしく、あの時刻なので、まずは神戸に向けて手を合わせる。

さて、外は真っ暗、とても寒い。
休まず歩きましょう。

競歩に近い歩き方。
なのに汗は出ない。
それよりも、指先が寒い。

携帯ラジオで岐阜ラジオを受信して、とにかく歩く。
歩き始めて、一時間は、夜の域。
それから白み始めて、
富加町あたりで、あたり一面霜柱の夜明け。
平野と山地の境で、
小高い山がポツポツ現れる。

美濃太田から、北西へ。
長良川鉄道を越え、富加町の南端を。
そして、刃物で有名な関の町に向けて418号を西へ。

写真は、関の町。
朝のコーヒーを一杯いただく。

喫茶店で、地図を確認し、次に目指すは
うだつの町並み、美濃市です。




美濃では、大休憩を。90分。
と、申しますのは、このウォーキングの目的は
ダイエットと寒中見舞い。

僕は毎年年賀状は出しません。
ただし、頂いた方には、旅先で寒中見舞いを書くのです。

美濃は、和紙の町。
和紙のはがきで、したためます。

ところが冷え切った指先に力が入らない。
それでも、今書かなければと悪戦苦闘。


美濃の町から156号を北上。
ところが、程なくして、靴が破損。
コンビニで大破に備えて布テープを買いました。
それでも僕は北を目指して歩きます。

予想外の出来事は、国道のトンネルが、車両のみで、歩行者がその先に行けず、
三キロほど、大きく迂回することもありました。

それから、生活道の、対岸の道に渡り、そちらを利用しての北上。
相変わらず、岐阜ラジオを聞きながらのウォーキングです。

対岸の道は、こんなに閑散としているのです。
この辺りに来ると、気力はあっても、足が思うように運ばない。

地図の上、長良川鉄道美並子宝温泉駅が温泉と併設してあるのです。
やっとのことで、到着。
湯に浸かり、疲れなんてのは、取れぬまま汽車を利用して美濃太田駅まで。

また、ウォーキングしましょう。
山登りと違って、高度差はないけれど、移動距離に凄みのある長距離ウォーキング。
生活の風情も楽しめます。