衛星都市ではない、瀬戸市
2009年6/21 他日
 
愛知県瀬戸市。
それは名古屋の外郭を成す都市の一つで、数ある衛星都市の一つに分類されます。
人口の多くは、昼間、名古屋に赴き、夜には戻る、そういう成り立ちの町。

と、断定したいものの、瀬戸市を訪れる度に、
人口の移動はそうにせよ、文化的には独立した立派な個性ある町と認識するのです。

やはり瀬戸物に依拠するところは大です。
瀬戸物祭りの賑わいは全国的にも有名ですが、
その混雑を避け、ゆっくり時間をかけて見て回る観光客は案外に多いのです。

その町の産品を時間をかけてみて回る。
時間をかけるからこそ、食事もするわけです。

やはり趣は、旧市街にあります。
瀬戸川を挟んで、古い家屋が商店街が軒を並べます。

古き町をブラリ歩きする楽しさは、
チェーン店ではない個人商店、
時代を乗り切った個人商店が存在し、
その存在には理由があるのです。

旨い、安い、もしくは両方を兼ね備えている強者。

写真の大アンマキは、一本630円ですが、
長野方面からの帰りは、途中寄り道をしてでも買う
定番商品になりました。