東濃地方都市群巡り
2010年12/6

中津川市



岐阜県は東濃に地方都市が団子状に並んでいます。多治見から中津川。
それらは国道19号線-中央道、そしてJRの中央線が串として皆をまとめていますが
最も地理的な観点で言えば、これら地方都市群は庄内川(土岐川)水系と木曽川水系とに分けることができます。
よって、水系の境、つまり瑞浪と恵那市の間には、低いですが峠が存在するのです。

名古屋は金山駅から一気に中津川まで、セントラルライナーなる快適な鉄道の旅。
それから一つづつ、名古屋に戻るという、なんとも悠長な日帰り旅。
 


この前の中津川では紅葉の写真も見事でしたが、寒波到来で恵那山も白く。
当地では、恵那山が三度白くなると里でも降ると言うそうです。
 
 東濃地方都市群の一つの魅力に、町の五平餅屋さんがあります。
久しく寂しくなった地元商店街にあっても、ここは地元の胃袋を満たすのか周辺の閑散とは対照的に客の入りが絶えません。
それと中津川は栗きんとん町。

写真は、さらに値の張る高級和菓子、干し柿きんとん。

下段写真は、市内の和菓子屋さん六店舗の味を一箱で楽しめれる粋な企画。

   
   

僕が年に一度通う床屋さんも、旧東海道沿い、この近くです。
濃尾平野も終わるころ、木曽川は東北東に進路をとるのですが、ここ中津川で真北に向きを変えます。
木曽路は全て山の中。
中津川からの、これまた風情ある山峡の道。
ゆえに、木曽路を美濃方面に歩く旅人には、その終わりに、でんと構えた恵那山の裾野を見るのです。

中津川のぶらり歩きでは、ちと寒すぎまして地元のスーパーで防寒着を一枚購入しました。
このあと、JRに乗りまして、隣町の恵那市へ。