良きに付けてはもう一度
2012年7/13-14-15-16


今回の旅行はデカイ!! いつもは集合する街で酔ってから車に乗せてもらうのに、その時間がない。
まずは秋吉台を目指すとのこと。

起こされて車から降りると、全くの濃霧。
濃い霧に、全ての空間はヒグラシの音で満たされているかのような大合唱。
それが今回の旅の始まり。
 

交通社夫妻の旅は、心づくしのアレコレが至る所にありまして、長旅で迎える朝に優しい湯を用意してくれたり、
僕が陶芸に没頭しているところをくみ取ってくれて萩の街を散策に組み込んでくれたりと、
毎度のことですが、いつも心にジワーっとくる内容なのです。
 萩は、往時の趣が観光の枠を超え生活の中にも存分に残っている。
未だ心に武士道が残っているかのような趣きです。
   
  炭酸泉の効能を柚木慈生温泉でぞんぶんに味わう。そして島根の津和野へ。
萩のデカさに比べたら、ここはとてもこじんまりとしていました。町というより街道筋って感じですね。
名物に旨いもの無しと言われるけれど、ここの郷土料理うずめ飯は、香り高く、本当に美味しかったです。


 
   ←木部谷温泉
案内板のとおり、まてばボコボコ間欠泉です。
全くそういう前兆もないので古い看板なのかしら??と思っていたら、
タイマーがセットしてあるみたいに時間ぴったりボコボコ。

ここの湯で86歳のご老人とお話をする。
お二方は広島から来られて、お一人は上海で蒋介石軍の台湾逃亡を助けたと。
今ある故宮博物院の宝物移送は俺も一つ手柄があると。
もうお一方は、伊勢神宮で天皇陛下の参拝を近衛兵のようにお守りしたと。
天皇陛下を間近で拝んだものの、ほどなくして戦争に負けたと申しておりました。

↓ 本日は、以前にも泊まったことがある湯抱温泉。
  いつも目新しいところを縫って巡る交通社夫妻の旅なのに、今回は良きに付けてはもう一度。
  勝手の知った中村旅館で、のんびり過ごします。