日付変わってもお酒を飲み続け、
普段の週末よりも睡眠時間は短い。
そんな朝に、ひんやりした空気の中で入る
露天風呂は、何よりもの気付け薬。 

 一般家庭では味わえない朝です。
山菜の知識があるのって素敵なことです。
宿に天麩羅の一式でも揃っていれば、
摘みたての山菜の旬を凝縮して
味わえたのに。  またの機会に期待です♪

現代でこそ山菜の代表的な食し方は
天麩羅ですが、伝来する以前は
酢味噌和えとかで食べていたのでしょう。

そう考えると天麩羅の伝来ってのは
偉大です。  
山野で育つ灰汁の強い野草を
あんなに美味しく食べられるのですから。

旅を通して最大の企画。川底を掘り天然の温泉が楽しめる切明温泉。  
自噴の温泉で、雪解けの冷たい流れであっても、
そこは火傷しそうな熱さのお湯が湧き出しているのです。  
必死の労働の結果、一応手作り温泉は完成したのですが、
そこは熱水塊と冷水塊が見事に分離してまして、温度調節が難しいまま。
おまけに九人全員が入れる広さまでは確保できませんでした。
僕達が労をねぎらっている「湯船」は名も無き歴代の掘り師たちが底を深くし続けた賜物。
ここは温度もちょうど良く深くて、全く持って快適な天然温泉。

背後の山の斜面にある白っぽいモノは残雪です。

因みに個人情報保護法施行に伴い
皆様の顔は

ワンダー・ウーマン

お守りいたしております



500年生きてきて、こんな温泉は初めて!(注)とワンダー・ウーマンも絶賛の小赤沢温泉。
全く注がれる湯は
無色透明。それが時間の経過と共に色が付き、
湯船の底には板ガラスのような薄い結晶が沈殿。その結晶を指でこすると顆粒状の物質になります。
  また舐めてみると塩分濃度が激高め。注がれる湯は新鮮なのでしょうが
塩分濃度が濃すぎて飲泉は不可なのでしょう。

この日は朝に起きて宿の温泉
出立後の最初の目的が手掘り温泉
そして、旅の労を癒す小赤沢の湯

温泉には足繁く通っても「唸る温泉」にはなかなか出会えないもの。
今回は、一泊二日の旅程の中で個性的な湯にいくつか味わうこともでき
至福な時間が長く流れました。


注・テレビでのワンダーウーマンの台詞に「500年生きてきてこんなに怒ったのは初めてよ」と
悪者を倒すシーンがありました。てっきりボインなティーンだと思っていたのに・・・豆知識でした。


小赤沢からは一路高度を下げて再び新潟県へ
名水百選にも選ばれている竜ヶ窪に立ち寄り道の駅「信越さかえ」にて解散式。

写真は、名古屋組が帰りに飯山市内で撮ったものです。
行きに見た菜の花畑の鮮やかさに僕が感嘆の声をあげたのを
幹事さんが覚えてくれてまして、記念撮影などいたしました。

この時、既に4:30。日曜の夕方に限りなく新潟に近い長野にいるなんて
一種の恐怖感にも教われましたが、そこは行きにも飛ばした2台です。
Yスケ号のマッハのスピードとウーマン夢の超特急で
瞬く間に中央道内津PAに。
ここから僕だけがダイレクトに帰宅する進路を取りまして8:30に無事に帰宅できました。

楽しい思い出は不思議でもあります。
と、申しますのは東京の人たちと長野の山奥で会う感覚。
糸魚川−静岡構造線ではありませんが
名古屋と東京の中間を行くラインのどこかに的を絞り
それぞれが西に東に向かう休日

またの機会もありそうですし、早々に指定席を予約しないと♪



幹事様と皆様にお礼申し上げます
ありがとうございました