皆様のウーマン旅行社がお届けする
夏の終わりの欲深い旅行
〜天橋立に、いにしえのエレガンスを思ふ〜


走行距離588km  平均燃費11.5km/l   平均時速50km/h   運転時間11H48M
名古屋−豊明−岐阜−敦賀インター−小浜西インター−舞鶴東インター−天橋立

2004年8月28日(土)、夏も終わりのこの週末に、皆様のウーマン旅行社がお届けする、夏の終わりの欲深い旅行〜天橋立に、いにしえのエレガンスを思ふ〜 が厳かに執り行われました。(ウソ。  終始、叫んでいました)  まず土曜の朝八時にカナコ女史を迎えに拉致る。贅沢にも伊勢湾岸道路を走り、木曾三川堤防道路経由岐阜市内。岐阜ではしょーちゃん(Q太郎にも出てくるわね)も参加してくれて、まずは岐阜名物の朝の贅沢な喫茶店を堪能。350円のコーヒー一杯頼んだら、コーヒーはもちろん、小倉トースト・ゆで卵・サラダが出てくるのです。岐阜や愛知では当たり前のモーニング。でも、これって関東とか他地域ではありえない話らしい。   喫茶店を早々に後にして関が原インターまでは一般道、そこから敦賀までは北陸道を使う。  思いの他、天橋立は遠くにあって、やはり高速はウーマン特急、110−120`運転。  最大の誤算は、敦賀から小浜の距離。この間は高速もなく一般道ですが、行きの帰りも一時間超はかかりました。渋滞もしていないのに。。。

小浜では小休止。横浜へドライブしているルノー氏からのメールでは太平洋岸では高波で海岸沿いの道路が封鎖されていると一報が入る。
ところが、ここ日本海岸は接近する台風とは無縁で海は凪(なぎ)  鏡のようです。
食事は道の駅「とれとれセンター」でうに丼と上鮨なんぞを食らう。

食事を楽しんだあとは、誰も走っていない高速を使い、母は来ました今日も来た、の舞鶴まで。
舞鶴からはまた一般道で、目的地の天橋立まで。

天橋立は日本三景。宮城の松島と広島の宮島と並び称される景色。
しかし、着いたは良いものの、日本で三本指に入る景色には思えれませんでした。
海を横切る松並木は、それは陸地の始まり。本当は、海を真一文字に横切る松並木なのですが
そういうのは上空から見てわかるものであって、陸上から見る橋立は、陸地の始まりの松並木にしかみることができません。

でも、これでは遥々来た意味もないので、高速船をチャーターし、龍神社まで。
そこからはケーブルカーに乗って股のぞきなどして天橋立を上から見る。
ここの展望台はたいへん間抜けで面白い。みな、あられもない格好で覗き込んでいる。
イケメソもおばちゃんもカナコも。

あれ?カナコさんだけ逆向きですよ。

京都府宮津市天橋立(あまのはしだて)

青い海に白い砂浜。松の緑に美味しい魚介類。
昔の日本人にとっては、天橋立はハワイに似た一大リゾート地だったのでしょう。
先ほどの龍神社の麓には元伊勢神宮ってのがあり、
橋立を訪れたら、程なく、お伊勢さんのもお参りできる。なんとまぁ、至れり尽せり。
当時に温泉が有ったのかは定かではありませんが、
天橋立は、近畿周辺の諸国民にとって夢のようなエレガンス。
リゾートのなかのリゾートだったのてしょう。

このあと、地元の智慧の湯に浸かり汗を流す。
カナコさんには所用があり夜には女子大まで。
来た以上の高速運転・ウーマン夢の超特急(120−130`)。
彼女には非常手段でJR大垣駅で降りてもらう。
あとはしょうちゃんと岐阜市内まで。
肉を中心とした夕食を戴き長い旅も最終番。

東海北陸道の一宮インターから名古屋方面へ高速に乗る。
ところが途中でガソリン切れの警告ランプ。春日井インターで緊急に降り満タン給油。
この意外な展開に素晴らしい発見。僕はshellのピューラしか入れませんが
なんとまぁ税込み117円のスタンドを見つけました。
自分の車が何リットル入るのか今まで知りませんでしたがフル満タンで51.28リットル。
良い勉強になりました。


ウーマン旅行社の始めての旅行はこうして終わりました。
カナコさんしょうちゃんにはこちらも驚く心配りをしてもらって誠にありがとうございました。
秋にもまた欲深シリーズがあるはず。
是非とも行きませう。