2003年4年19日の日記から、、

le 19 samedi
//皇居前パレスホテル// このホテルは戦前からの建物で古さで言えば丸の内近辺では東京ステーションホテルに並ぶ古参です。     
    //素晴らしいホテル// パレスホテルは皇居前。たったの10階建てで10階はレストラン。客室は3〜9階までの低層ホテル。
戦前は帝国林野庁の施設らしく、それを戦後にホテルにしたそうな。       つまり建物でいえば立派に戦前の建築。        
     //現人神// 戦前は、それこそ天皇陛下は現人神で皇居周辺の建物は皇居を見下ろす事なんて禁忌なので必然と低層階に。
現在でも頑張るパレスホテルは、やはり周りの高層ビルに埋もれる感じです。                  
 //補うサービス//パレスホテルも新参の高層ホテルには苦戦を強いられることは百も承知。かといって、今更、取り壊すことも無理だし、
彼らは徹底したサービスで競争に勝とうとしていました。僕が泊まったのは9階なんですが、
天井は、それはそれは低いのですが、変えれる個所は精一杯現代の感覚で改良していました。
外観の古さとは比例しない造りです。ただ、古さを武器に重厚な内装での勝負でもなく、その点に関しては残念でもありましたが。    
          //驚くサービス// 東京には朝の9:30には着きました。
とりあえず荷物だけは預かってもらおうとしたら、そのままチェックインまでしてくれました。
この超アーリー・チェックインには感激で、いくら、のぞみで来たとしても疲れる足腰。ゆっくのお風呂にも浸かれて、なおかつ仮眠まで出来ました。
近所の帝国ホテルはチェックインは3時。この対照的な心づくしのサービスには感謝感激です。
(因みにチェックアウトは3時まで)  
また、アメニティーも充実しており、ベッドサイドにはキャンディーと鶴の折り紙。ここにも心づくしのサービスが覗えました。   
           //うめぇ〜〜〜// 感激したので、昼食はパレスホテルのランチブッフェにしました。4600円です。
僕は名古屋観光ホテルのブッフェとか週に一度は行くのですが、このパレスのランチは超うめぇ〜〜〜〜  
 東京人は舌が肥えているのか、パレスの心づくしなのか、超ウマウマでした。       
本当の意味での「しっくり」いくホテルを味わうなら、パレス・ホテルはお勧めだと思います。
新しくて高層建築ってのも興味が湧きますが、本来のサービスというものは、心がジワ〜っとくる何かをしてくれるホテルだと思います。
←手前は和田倉掘。

←コーナーの部屋で窓が二面。カーテンはレースも厚手も電動式の開閉で、操作ボタンが部屋に二箇所もあり、帝国並の設備でした。
またバスルームでも室内の音声が聞けれるようスピーカーが配してあり、外観とは比例しない現代的諸設備がありました。
←充実したアイテム。資生堂ではなく拘りを感じることが出来ました。
バス・ルームは独立型シャワーブースもあるのですが、湯船が二周り小さくて湯量が少ないのが難点でした。
因みに、天井高は部分的に手の届く個所もありました。 
   コーヒーとかの飲み物に関しても、無料提供の品揃えの良さは名古屋観光ホテルのデラックス並で、これまた素晴らしい内容でした。

特筆すべき個所としては窓が二重窓。そして、それぞれに開閉が可能で、
シティーホテルとしては非常に珍しいのですが家庭の窓と同様に風を取り入れることが出来ます。
//早朝五時の来客// 名古屋からの披露宴チームは、それは多数でした。それぞれに東京を満喫していたのですが、さすがはノンケ。
何も考えず朝まで飲んだくれの酒豪もいました。一睡もせずに披露宴も酷な話だし、朝早くもう一つのベットを彼に提供致しました。