先ほどの写真にあった、左斜面にあった集落まで、
たどり着くことができました。
下栗の里といわれる秘境は、
これより標高の高いところに点在するいくつかの斜面集落の総称です。

毎回思うのは、ここにくるのなら早朝に着くようにするべき。
そして、下栗から上り、しらびそから降りるべし。

日も高くなれば、物見遊山な名古屋ナンバーが立ち往生するからです。

今度は、写真右上に斜面集落を見て取れます。
谷底は奈落の底。
本来、人の生活に適さない。
急峻な斜面は、農地を水平に保つ努力さえ粉砕する。水の保てない斜面で米は栽培できない。
畑でさえ、耕作地が傾斜している。大雨が降れば表土は流出する。
かといって、水利に恵まれた土地でもない。まさかまさかの天水に頼る農業なのでは?????????

そんな下栗の里にも、遅い春がやってきました。

前にも春に訪れましたが、
春は霞が多くて、
なかなか青空と残雪に桜って言う
組み合わせは難しいです。

さらに南アルプスエコーラインを登りつめ
しらびそ高原へ。