食後の後は車を飛ばして、某マイミクさんからの話に聞いた大崩海岸道路を。
この断崖絶壁の道路は糸魚川-静岡構造線の南の端を通ります。
つまり、南アルプスの行き着く果てです。
その険しさは従来の土木技術も退廃して、途中から海に橋を設けて「迂回」しながら隣町の静岡市内へ。
それから港町焼津にしては珍しい、旧東海道の山間の町並み「花沢の里」
立派な石垣の家屋が左手に、小さな川が右に、ただそれだけの光景。
しかし、この左手の家屋は、見えるのは母屋ではなく城郭で言えば塀のようなもの。塀に似た離れが表にあって、
門をくぐれば中庭があり、奥に母屋が見える。
この石垣の見事なことからして、それは万が一のための江戸への難関にも変わる性格でも持たせたのでしょうか?
想像は勝手に膨らむのです。


静岡って、海岸線は長い県だけれど、平野は意外に少ない。
小高い山が海岸ぎりぎりまで迫ってくる。
一級河川沿いに、その下流域に平坦な土地がある程度。

ホテルに入り昼寝をし、目覚めたら夜でした。
町を適当に歩き、晩御飯。地魚握り1600円。
焼津を歩いて思ったのは、東京駅から築地の関係。
東京駅から南に銀座と築地。
まるで、そのミニミニ版が焼津なのです。
焼津駅から、町一番の繁華街を南に歩けば港。