琵琶湖沿岸ウォーキング
彦根から木之本まで
2009年、8/8-9


金曜日、会社の飲み会でもアルコールを口にせず、このウォーキングに備える。
最初から参加しなければ、仮眠時間も長くなり、実に意味のない飲み会にチト後悔。

2.5時間ほど仮眠して、1:30過ぎに出発。
目指すは滋賀県の彦根です。

今回のウォーキングで威力を発揮したのが、コレ!

リュックと背中の不快感に悩まされた方も多いかと思います。
先日、NHKで、これと似た商品が紹介されていました。
ところが登山用品の割高感は皆の知るところ。
何とかならないものかと思案した結果が、100円ショップで脱衣場の足元に置く草製の編み物。
柔軟性があって体になじみ、空気の層が出来上がり実に快適。



途中、名神養老SAで、うどんを一杯いただく。
今回の(も)目的はダイエット、あまり食べてはいけないのですが。。

彦根駅前には3:40くらいに着きました。事前に調べた駐車場に車を停め、アレコレと準備。
デリケートな商品は彦根駅のロッカーに預ける。

【2009年08月08日 03:53 ウーマン、今、彦根駅。今から歩きます。】
今回はmixiを利用して、都度、居場所をメモる。

彦根駅から、月夜が明るい彦根城の堀端を伝って県道2号まで。
ルートは簡単、あとは北上するだけです。

琵琶湖に近づけば、波の音でもするのかと思いきや、潮などない内湖。静かそのもの。

海沿いなら背丈以上の堤防が景色を切断するのですが、琵琶湖は生活と浜辺が一体化している。

小高い山からは、ヒグラシの声が。

涼しいうちに距離を稼ぎましょう。


夜明けです。

湖国の美しさは、ついつい琵琶湖に注ぎがちだが、振り向けば広大な田園にポツポツと小さな山が、
いや、干拓前は、浮かぶ島々だったかのような独立峰が、平野と里山の見事な調和を成しており、
どちらが秀でた魅力なのかは、僕には一概に言えない。


肥沃な平野に、地元ではナントカ富士とでも呼ばれているのだろうか?
その昔、火山だったかもしれない、このような形状の山が、案外に多い。



左下の山、あれを横切る長距離ウォーキング。
遊歩道が整備されていて、大変に素晴らしい。140kmですよ。踏破してみたいものです。



幾万もの、沢が寄り添い、それでも幾万もの小さな川が、巡りあって何千もの河川となり、
さらに近隣のものは結ばれ、それぞれに琵琶湖に注ぐ。
それなのに、大洋を目指すのは瀬田に一つ。
湖の不思議は収支のバランスが、採れていないようで、その実、太古の昔から採れているところ。