令和8年1月janvier.2026

le 31 samedi 土曜日
//一月が終わります//この前、お正月でしたよ!!!これで一年の1/12は去ってしまったのです。只今、53歳なわけですが人生を大きく分けると50前と、その後に別れます。50前は、勿論、一生懸命に生きてきた時もありますが、全てにおいて何かに流されるというか管理される側の生き方でした。その時々で充実した思い出もありますが、総じて自分の選んだ生き方ではなかったのです。瀬戸を卒業したのが50歳。ここから誰の指示も管理も皆無な生活になったわけです。ただ陶芸家として生きていくぞ!という情熱だけで日々を重ね今に至ります。

私の精神的支柱は陶芸への情熱。これだけです。ある意味、単純すぎて脆く思えるのですが、やはりこれしかありません。だから、その度合いを狂っていると思われるほどで良いと考えます。ある作曲家が世界中の人を感動させる才能のように、人には何億もの心を動かせる能力があると信じています。大それたとか笑われるくらいでちょうど良いと思っています。技量にも増して信念と情熱の熱量の勝負だと思っているからです。


le 30 vendredi 金曜日
只今、2/2 遡って記述。
//大施釉祭り//これより三重工房の二つの窯をフル稼働します。それも本焼きの連続なので大施釉祭りなのです。陶芸家によっては、釉薬に重きを置かない人もいまして、例えば透明釉一択という作家も多いです。誤解なく言うなら、彼等は染付なり金彩なりで別に表現の重点があるからでして。ところが私は釉薬が最大の見せ所なので、それも多岐にわたるので施釉が長時間に及びます。三重工房の窯は以前の何倍もありまして、本日はその施釉を終えることが出来ませんでした。


le 29 jeudi 木曜日
//重要な一冊//日々制作していると、重要な工夫や要点に気付くことがあります。以前は、釉薬であったなら釉薬帳に、ロクロならロクロ帳に分けていましたが、初手から細分化すると、そもそも記さないことが判明。まずは速記でも良いから初手を記す網羅帳が要であると、今年は重要な一冊を用意します。

磁器土のフラットプレートで、裏面に波のように横に数本微細な罅が生じる不具合が生じることがあります。どうやら硬い磁器土を力任せに平らにすると生じる不具合の様で、そういう気付きを最初に記す帳面であります。

もっと美しいものを誰もが見入ってしまう美しきも作品を作ります。心象はハッキリと浮かび上がっているので、あとは具現化するまでです。こういう青天井の伸びしろは、会社員時代では絶対にありえないことでした。自らの情熱とは違う組織に属するので当然と言えば当然です。今は有り難いことに、そういう制約も無いのだから、心象を具現化することが当り前であって、そのための注力は惜しまないことです。


le 28 mercredi 水曜日
//頑張る水曜日//朝一番で父上の通院介助。お風呂掃除のあとは戻り母上の頼まれごと三件。いったん帰宅して私用で二件。これで午前は終了し、昼休みを採らずに釉薬大調合を済ませて三重工房用の荷物の整理。あとは湧いてくるイメージを忘れないようにメモして早めの入浴。19時以降はノンビリしています。

今、爆発的に轆轤を挽きたいのですが、物事には順があって数日後回し。それでも残る情熱があるならば本物!!まさに具現化されて相応しいものであると思う。毎日、忙しいのですが楽しくて仕方ありません。


le 27 mardi 火曜日
//13:15//朝の5時に起床して、昨日、18時から制作したフリーカップを窯大に詰めました。5:15に点火し、本日の13:15に素焼のプログラムは終了。これで工房の電気を落とし名古屋に戻る。帰路、全く混むところもなくスイスイでした。

ちょうど一か月後、今年最初の出店があります。その前に依頼三件は終わらせて、心にあるイメージを具現化させるに月に持っていきたいです。


le 26 lundi 月曜日
//特急素焼き//窯小を本焼きしていまして、その窯の上に棚を作りました。そして四方を新聞紙で覆い中の空気を上げて即席乾燥棚に。18時から最後の追い込みでフリーカップを23個作りました。これを乾燥棚に入れ翌朝5時に素焼窯に入れて、こちらを稼働させる超特急素焼きです。本来、胎土に水分が多いと素焼途中で蒸気爆発を起こすので、23個は薄作りに努めました。

これで今月は窯大で二回素焼を行います。今月末から本焼き祭り。電気代は気にしません。どれだけ高くても、これを凌駕する売り上げがあれば果敢に生産していくまでです。


le 25 dimanche 日曜日
//リズム//一週間のリズムというものが全くありません。今月は、どちらで制作するかの選択で、週末とか全く関係が無いのです。明日名古屋へ戻る予定でしたが一日延泊します。明日頑張れば素焼窯(大)を満たせそうだからです。窯焚きも空気焼くような無駄を極力排して効率良くしなければなりません。因みに、瀬戸で教えてもらった老先生が、急ぎでスカスカの窯を焼く時、「これは大名焼きだな」とおっしゃっていました。私は大名になってはならんのです。


le 24 samedi 土曜日
//主たる生活場所//今月は合間合間に名古屋で生活し、大半は三重工房で制作です。去年の一月とは大違い。心のどこかで、私の立ち位置も変わってきたなと思えるところがありまして、こりゃ作らねばならぬと確信のある大増産運動。心には次はコレコレをする!とイメージが湧いてきますが、まずは頼まれごと三件を処理してからです。本焼き祭りは今月末かな??


le 23 vendredi 金曜日
//ロック//遅々として工房建設が進まなかった頃、心得を埋めるべく色々と道具などを作っていました。今でも大活躍なのはウーマン式カメ板。取り外し可能なベニヤ板の上で制作し、その都度交換していく優れもの。ベニヤの種類も5種類あってこれも先見の明がありました。さて、これを電動ろくろに取り付けるのですが、どうもロックが甘くなり回転軸がずれる。今回、100円ショップへ行きまして起毛式隙間風防止テープをロクロの側面に貼り付けました。これが大正解で、一発でピタッとハマり、以後もズレません。制作の能率が上がるのも実感できます。終日植木鉢を制作していました。


le 22 jeudi 木曜日
只今、1/27 遡って記述。
//昨日から//寒波襲来と言うことで実は先日から三重工房入り。雨雲レーダを見ても雪雲が流れ込んできません。深々と雪が降り積もった中で作業するのは一つの夢なのですが、さて今回の寒波で叶えることはできるでしょうか??

今回の滞在も大増産運動です。


le 21 mercredi 水曜日
//冬は寒いが宜し//ですが寒波到来前に車で済ますところは終わらせましょう。おそらく、去年の自分なら寒波去るまで待機の判断をしたのでしょうが、今年は寒波来る前にです。


le 20 mardi 火曜日
//粘土ではない一日//朝から母上と買い物、それから皮膚科に行きまして、戻ってからはエントリー作業。書式一式完成しましたので郵送し、同時に当選したイベントの出店料も支払う。只今、15:30。本日は楽しみな信州お野菜直送便の日。よって、今から粘土も作業的に細切れになってしまうので、粘土は触らずに一日を過ごしたいと思います。


le 19 lundi 月曜日
//合間二日間//名古屋と三重工房を行き来していると、どうしても到着日と帰着日の二日間は仕事量が激減してしまう。ともすれば、その日はお休みであったり。ところが私には時間が無い。どうしても発生してしまう、この二日間を有意義に変えなくては全体の生産性に影響が出てきます。


le 18 dimanche 日曜日
//朝食+間食//三重工房では、とうとう一日一食になりました。正確に言うと、これに間食です。朝8時ごろ朝食を食べて、間食は14時以降は禁止としました。これで昼食の準備などの時間を節約できますしダイエットにもなるし、早起きにもなる。と申しますのは、早くご飯が食べたいと早く目覚めるからです。正直、もっと前からこのリズムであるべきでした。


この可愛いゥィットニーご機嫌で好き♪


le 17 samedi 土曜日
//才能が爆発する人へ//同じ人間で、生命の長さに大差あるわけでもない。ところが、ある人は歴史に名を遺す。何億もの人が心打たれる名曲を作ったり、小説を書いたり。その人が400年500年生きていたなら、そんなチャンスもあるでしょうが、我々の生命の長さに大差はない。名画を描いたり名工であったり。彼が千手観音のように多くの指先を持つこともない。姿形も人間に大差ない。

我々は大差ないのに、時に抜きんでて秀でた人物が誕生します。この謎は一体&全体何なのでしょう。私が考える種明かしは、好きで夢中で集中し⇒これを果てしなく継続する者に突然変異的に現れるものだと考えます。その才能が爆発した人で、
嫌いな分野で名を残した人は存在しないと思うからである。

人間は一日に何万回もの思考と選択を脳内で展開するらしい。多くの人が凡人なのは日中の大半を脈絡もない思考と選択で消費してしまうからであろう。ところが好きに夢中になって没頭する人は、その時間だけ野放図な思考と選択を収束させる。いや、その間も思考と選択をしているのかもしれないが野放図ではなく目的があって方向性は定まっている。この差こそが、人に爆発的な成功を与えているのかと思う。

好きで夢中で集中し⇒これを果てしなく継続する者

この構図は、特別目新しいものではありませんが、現実の社会でこれを持続させるのは難しいのでしょう。そもそも魂を捧げるほど好きで夢中な対象との出会いがあってからの事で、このように考えると二段構えです。


le 16 vendredi 金曜日
//当選//信楽の作家市に当選しました。県外からの応募は特別枠もなく競争率も高いのですが、当選です。5/2-3-4-5と4日間!! 益々時間が大切になってきました。増産です増産。ですが中国の大躍進運動のように、使い物にならない鉄を大量に生産するような愚は犯してはなりません。心を込めて作って作る。

余韻に浸るなんて、そんな余裕は無いのですが、不思議を思います。瀬戸を卒業した直後の浜松では二日とも売り上げ0円の洗礼を受けました。何度も浮き沈みがあったものの、上昇の螺旋階段で、今の谷底は以前の頂上よりも高い。何事も腐らずに続けることだし、常に更なる美への追求を怠らない。


le 15 jeudi 木曜日
只今、1/19 遡って記述。
//夢の中の恋人//凄い夢を見ました。夢は現実とは別の存在する世界なのでしょうか?私はそこである男といるのでした。そしてその世界では、彼は一度きりの相手ではなく恋人。夢の中で私はこの人と何度も逢瀬があると知っていて驚いている。とにかく既視感があるのだ。彼は小中学校で同じの、少し不良っぽいH君。そもそもH君が登場することが、現実の感覚ではありえないのだが、夢の中では何度も会っているし、その過去の記憶もある。そのH君とは中学卒業以来一度も会っていないし、日頃意識に留めることもない。全く不思議だ。

この世では、全く誰とも付き合わない珍奇な存在の私ですが、別の次元では幸せそうです!!!!!!!


le 14 mercredi 水曜日
//纏わり付く疲れ//本日だけはノンビリします。14時から二時間お風呂に入りましたが、それでも疲れが取れません。このあと、夕食まで仮眠。これでようやく疲れが消え去りました。インフルエンザに罹患した訳でもなく、単純に疲労過多の纏わり付く疲れ、久しぶりの感覚でした。お休みは本日だけの特別行動で明日からは再び制作に邁進してまいります。


le 13 mardi 火曜日
//幸せな帰り道//本日名古屋に戻りました。ちょっとした海外旅行から戻るような滞在日数。本日の帰り道、特に渋滞するところもなくて快適ドライブでしたが、なんだかとっても幸せな気分が続くのです。感謝と幸せと全方位に向けられる愛情、そんな豊な感覚を持ちながら名古屋に戻る。

昔の事を思っていたら新しい風は入ってこない。そもそも昔の事を思っても、今となっては関係ないことだし再現性0だし、無意味な空想劇なのです。この辺りを忘却の彼方に送ったなら、また新しい人生も拓けてくることでしょう。変わらないのは手放さないから、変わる余地も無いのであって、最初の一歩は手放すこと。


le 12 lundi 月曜日
//全く暦とは関係が無くて//自由業になると三連休とか関係が無くなります。三重工房において曜日の感覚が分かるのは火曜日が温泉の定休日、ただそれだけ。金曜日に海軍がカレーを食べたように、消え失せる感覚を保持するのが火曜日。本日は三連休最終日なのですが、制作してばかり。これが好きで始めたことなので救われていますが、会社とか強制労働とか役務的になると時間の経つのも遅くなって恨めしく思えたりするものでしょう。どれだけ長く制作しても陶芸だから許される。これはとても重要な事です。


le 11 dimanche 日曜日
//指先に青空//私は北を向いて轆轤を挽いています。窓は背面南側。磁器土に光る指先に青い輝きがありまして!???と思ったわけです。その青さは背後の窓の向こうにある青空の色でした。

朝、工房に入ったら、カップに観音霊水を入れて外に出ます。そして、先程登ったばかりの太陽を眺めながら、祈りを込めて身体の中へ。もう一杯同じことをする時もあります。三重工房の良いところは日の出を、ほぼ水平線の高さから拝めること、都会や三峡では望めない立地です。


le 10 samedi 土曜日
//この時期//制作に集中する時期とは書きましたが、これは私だけではありません。皆さん、どういう過ごし方をしているのでしょうか??? 常々思うのが、情熱無き者から脱落していく世界。技術の面で言ったら、瀬戸を卒業したころの私は最下層で淘汰されても良いはずでした。浜松で二日とも売れない日があったり、厳しい洗礼を受けたのもこの時期。ですが踏ん張って今に至ります。収入の面では前職に比べると遥かの及びませんが、伸びしろは無限大で、これも私の原動力の一つです。

幸い衰えることの無い情熱でもって日々過ごしていますが、では、私が先頭集団化と言えば、世の中には、火の玉になって頑張っている作家もいるはず。私の競争相手は彼等であって、情熱の競い合いになります。最近、夢の中で制作はしていません。ですが火の玉は違っていると思います。その意味においては、私は彼等の背中を見ているわけです。


le 9 vendredi 金曜日
//一度は試みるべきか!??//制作時間を確保するため一日二食で過ごしていますが、これを一食と間食で済ませる実験を試みるべきかと思ったり。朝工房に入って、少しでも暖気にするため、一番の仕事は火熾しと煮炊き。そしてボリューム満点の食事と採り、あとは間食程度で一日を過ごす。慣れるまでは大変そうですが、慣れてしまったら、1-2時間ほど新しい時間が産まれそうです。戦時中、国会前も芋畑にしたように、24時間から生産時間を掘り起こさなくてはなりません。それと休憩時間も減少の方向で。


le 8 jeudi 木曜日
//7:30//名古屋に居ても三重工房に居ても起床は7:30になってしまいました。ごくごく自然に目覚めるのがこの時間。寝るのは22-23時の間。前職の頃や瀬戸時代では考えられない睡眠時間ですが良いこともありまして、それは日中、全く睡魔に襲われないことです。勤めていた頃は13時から眠たくて仕方なかったものですが、そういう感覚が一切消え去りました。適正時間なのでしょう。

工房内の暖房は火鉢が三つと豆炭アンカが二個だけ。ロクロの側に火鉢を一つ。アンカは腰と背中にそれぞれ配します。幸い背面にあたる南の窓から日光が当たり日中は温かくして過ごせます。そもそも平屋ですが二階建ても可能なほど天井が高くて、空間全体を冷暖房することは経済的に無理なので夏と冬は何かしら工夫して乗り切らなくてはなりません。


le 7 mercredi 水曜日
只今、1/13 遡って記述。
//集中制作期間//とにかく作って作って焼きに回します。3-4-5月はほぼ制作出来ないので、1-2月が貴重な制作の時期。何だか粘土を買いに行く暇さえ無さそうで、その辺りは少しだけ不安です。

洗濯物は工房内で干していますが、これが失敗で、煮炊きの火鉢の煙で燻製というか香ばしくなってしまいます。少し窓を開けて車中で干すことも考えなくてはなりません。それと縄跳びを買いました。運動する暇もないので、せめて縄跳びをして別なる筋肉の使い方を!!これが全然体力が無くて、日頃座ってばかりの筋力低下がここまで進んでいるとは。対策しましょう。


le 6 mardi 火曜日
//年末から本日迄//本日は父上の付き添い二件と母上と買い出し。年末から本日迄、家の所用を同時にこなす日々でしたが、その所用も本日で目途が付きました。明日からは当分、制作に専念できます。

慌てない 
怠けない 
軽やかに夢中で、よそ事考えず制作に専念して、理想を具現化していきましょうぞ。

人間に無限の可能性を感じます。
クリエイターは、既に頭の中に形あるものをこの世に具現化するのですが、この行為は芸術家の専売特許でもなく誰でも等しく行えることです。料理なんてものは典型例ですね。今晩のおかずはと考えて、それを具現化する。ところが多くは平々凡々になってしまうトリックは、その想像を縛る現実の冷蔵庫の中身が理想を限定し、料理に爆発力を持たせないと思うのです。

芸術家に社会適応性の無い人が散見される根拠は、社会という規範の縛りによって理想の萎縮を恐れるからでしょう。ところが人間国宝とか一流の芸術家工芸家が、その様であるかと言ったら、大多数は一般人以上に規範ある人々だと思うのです。これを論ずるならば、彼らの束縛されない自由領域というものは、技巧の青天井。凡人なら諦める繊細な動きを、彼等はまだまだ序の口と、究極のミクロに入り込み、そして無限の広さを得るからだと思うのです。工房での彼等を見ると鬼気迫るものがありますが、それこそミクロの世界を見る姿勢であり、そのミクロの世界で工芸家は全く自由で爆発的な理想を具現化します。

芸術家に狂っているところがあるならば、まさに、どこで遊ぶかであって、その遊び場所が凡人には到底理解できないからである。

あの陶芸家もこの陶芸家も、輝く陶芸家は皆、朝から晩まで没頭しているはずです。飽きないのかしら??と思わるほど毎日毎日、粘土を触っている。ですが上述のように、陶芸家にとって粘土を触る事こそが真の自由領域であり、だからこそ理想も青天井で具現化されて行くと思うのです。

一方、アーティスト気取りで薬物に手を出す人もいますが、思うに全く自力では鬼気迫れない人であり、彼の持つ情熱の熱量は凡人の趣味程度なのでしょう。対象における夢中の度合いが低すぎて鬼気迫れないからこそ薬物に手を出すと思っている。

感性を研ぎ澄ませ、焦点を合わせ、技巧に手技に没頭するならば、その先には広大無辺な自由領域が広がっており、どんな理想を思い描いても良い。そして、これが具現化されていくわけである。



le 5 lundi 月曜日
//仕事始めに相応しく//今年初めて粘土を触りました。楽しくて仕方がない。ですが冷静に考えて時間が全く足りません。とにかく作りに作って良品を確保しなければ、この後の出店が頓挫してしまう。よって全力で事に当たらねばならぬのですが、悲壮感漂う頑張りではなく楽しくて軽やかな夢中でもって制作していきます。


le 4 dimanche 日曜日
//智慧//元日の法要で老住職が人を一番救うものは「知恵」であると言っておられました。知恵があれば人は救われるし、知恵無き者には災厄も近いということでしょうか?? 今年も夢中で理想とする美を具現化させます。途中、行き詰ったなら知恵でもって解決して参ります。

大倉和親が【良きが上にも良きものを】と述べ、これが社是となりました。この思想は全く持って素晴らしく、美への飽くなき追及なのです。私の場合、【更に未知なる美的表現】でしょうか。美しい結晶釉の表現が達成されたからと言って、そこで止まってはならぬ。更に未知なる美的表現の確立に向けて、心は未来に置きまして、その心に向けて今を全力疾走する、そういう創造者でありたいものです。

明日から仕事始めの人は多いでしょうね。仕事始め式で、どの様な訓示があるのでしょうか??私は一人なので自分に言い聞かすしかありません。その場がこの日記であります。世間には社長と呼ばれる人は数多といますが、業績の伸びている社長の訓示と、毎年下がり続ける会社の訓示とでは、何かしら決定的な違いがあると思います。そういう訓示を集めた本でもあれば読んでみたいですね。思うに、伸び行く会社は、社員に対する愛情と信頼に溢れ、期待しなくても期待に応えてくれる素晴しい図式が構築されていると思うのです。


le 3 samedi 土曜日
//事務仕事//年末の仕事と思っていたのですが年明け一番の仕事は事務仕事。専門家に言わせたら、まったく支離滅裂なのかもしれませんが、とにかく正直に記載して何を誤認しているのか、その指摘は有難く頂戴して知識を増していこうと思います。

//答えは一つ//今を一生懸命生きるだけ。将来の姿は今の頑張りが咲かせる花のようなもの。不安に思ったり誰かと比べたり、その華やかさを羨んだりしても、大切な今をそれに費やすなら、未来も同じく、不安は付きまとい誰かの華やかな成功に嫉妬ばかりしているのでしょう。どこかで舵を切り替えるならば、それは今であって明日ではない。陶芸家と名乗っても美しい作品を作れないのなら、陶芸家としての成功はない。国籍問わず海の向こうでも誰もがアッと驚き魅了される美しき作品を作って、世界を切り拓こうと思います。

至急作るものとして
フラットプレート小丸50枚 一輪挿し50個 植木鉢100個 マグカップ25個 黒小丸25枚
この次に作るものとして
碗・鉢100個 フラットプレート角50枚 一輪挿し50個 植木鉢100個

明日は撮影に書類作成、素焼窯点火。


le 2 vendredi 金曜日
//三重工房は年末のまま//せっかく三重工房を作ったのに、約一か月不在にしています。この間、名古屋でも制作しましたが、大きな工房を作ったのは、それなりの意味があるので、やはり不在が長すぎる。慌ただしく名古屋に戻ったので新年を迎える準備は何もしていません。当分、名古屋に居ますが、元旦は大きく過ぎたにせよ、流石に掃除から始めなければと思います。

待ってもらっている案件が4つあります。これに春の出店のために作り置きもしなくてはならず、やはり今年も時間はなさそうです。詳しく書けば、依頼の案件、商品としての作品、公募展に向けた作品、自己の新領域のための作品。


Nouvel An jeudi 水曜日
//あけましておめでとうございます//よく食べて大いに笑った元日になりました。
年末からの忙しさは全てこの日を迎えるための準備。明日は真の意味でノンビリできそうです。

例えば粘土で1000個作品を作り上げると、その姿は圧巻であって見入ってしまいます。ところが100年魅了されても、次の行動に移らなければ全く意味をなさない。私は間髪入れず素焼の工程に入らなければならないのだ。そして1000個の美しき完成品が焼き上がっても、見つめてばかりでは全く意味をなさない。

現在見る一切は過去の結実。これが美しかろうが、その時点で動きを止めたら、それでお終いなのだ。現実は未来に何の関与もしない。どれだけ美しき作品を作れるようになっても、どこかの時点で動きを止めたら過去の遺物になる。陶芸家としても過去の人になる。全ては未来に心を寄せ、それで今何をすべきかなのである。美しい作品を作りたいだけなら、窯出しの時点で終了。陶芸家として成功したいなら、窯出し後にも必要な動きがある。

兎に角、陶芸で魂を謳歌すると決めた以上、常に成功する陶芸家であり続けなければならない。だから今、相応しい行動が出来るのだ。

去年の最大の収穫としましては、上記記述の行動規範と平行して軽やかな心持で、これを実践するべきであると知ったことです。どれだけ没頭しても悲壮感漂ったり見返す気持ちとか、ましてや復讐的な気持ちであるならば、それは意固地な愚か者のする行為なのだ。夢中とは同じ没頭するにせよ、軽やかで楽しむ精神性を兼ね備えてこそ、花開くものである。

今年も宜しく御願い申し上げます。


 
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