juin.2010


le 30 mercredi
//一年も半分消化しました// そりゃ、あっという間に歳をとるわけです。

さて、夏のひそかな楽しみというと、扇風機をあちこちに配置。
いかにして部屋に篭る熱気を効果的に排出し外気温と同等になるのかと。

ところが、強風を二台も三台も設置するのは
クーラーを稼動するより電気を食うような気もするのです。
それでは本末転倒。

僕は理系ではないので、こういう損得勘定は感情。つまり勘。



夏、庭のホースの水が熱い湯になっている。

思うのだ!!!

家の前の道路にですね、アスファルトに細い細いフォースのような水道管を
wwwww字のごとく組み込む。

夏、熱湯になるはず。  これをですね、自宅に引き込む。


夏の暑さを、水に熱転移させて家庭に用いる。
夏の暑さを利用する方法は、これ以外に見当たらない。

夏であっても風呂は沸かすし湯は用いる。
その熱源を、せめて夏の大気に求めれば
求めただけ涼しくなるような。。。

文系なのですが興味があるのは熱交換。
以前の日記にも書きましたが、
40度の外気で、水を40度にはできるとおもいます。
さて、41度にすることは可能なのか。

もし可能なら、夏の暑さを熱交換して
巨大魔法瓶に閉じ込める。
それを冬に排出すれば、なんとエコでしょう。


le 29 mardi
//隣のおばあちゃん// 救急車で病院に運ばれ、今、意識不明だとか。
隣のおばあちゃんは、僕が子供のころから、おばあちゃん。

今から、心を落ち着かせて回復のための祈りを捧げます。

思うのは、人間、ある局面に立たされたとしても、
専門的知識もなければ何の貢献できない、、、、 そういう状況は
多々あると思うのです。

僕が西宮にボランティアに行ったときも、
重機の扱えない者が行っても、ただの迷惑者ではないのかと、
強く身に染みた大震災の光景でした。


いづれ、両親の、そういう局面に出会うのです。
達観するのも良いけれど、祈ることで、
事後の自己に於ける精神的衛生の担保にもなると思うのです。

何が言いたいのかといえば、
するべき期間は短く、何もしなくて後悔する事後があったとするのなら、
心静かに祈り、あとは任せる精神的衛生。

祈りに、対象物への効果の有無は個人の判断でする
僕はあると思っています。

それよりも重要なのは、祈りという行為に参加する
その局面の自身の選択。  これはとても正しいと思っています。


le 28 lundi
//眩暈する湿度// 特に酷かったのは、朝の地下鉄から地上に上るころ、夜明け前のたっぷり降った雨に朝陽がさんさん。ムアーーー

34度を越えたそうです。高湿度だし、体が慣れるのにはしばしの時間が必要のようです。

なのに夜、飲みに行く。


昨日からですが今年はクーラーを安易につける。
扇風機と汗の気化熱で限界まで非クーラー闘争をしていた
去年とは雲泥の差です。


le 27 dimanche
//粋でした// 粋なひと時をすごしました。
11時を過ぎて、家を出る。
特に本日にする要件もないのですが外に出る。

ウーマン号に乗り込んで、大好きな南信州は飯田の町へ。
シュアラレームという絶品の洋菓子があって
それを買うためだけに家から110km離れたお菓子屋へ。

飯田の町に車を止め、すこし町をぶらり歩き。
小さなイベントがあり、蜜蝋でできた可愛いりんごのローソクを
色違い三種もらいました。参議院選挙の啓発活動の一環です。

町の喫茶店でコーヒーを飲みながら毎回買う地方紙に目を通し、
そして小さなイベント会場ではストレート果汁100%のりんごジュースを飲み
一時間ほどの滞在の後、名古屋に戻る。

途中、瀬戸により、これまた絶品の和菓子を購入。

誰に会うわけでもないのでしたが、よい日曜日が去ろうとしています。


le 26 samedi
//篠原都女史// あえて都にしておきました。
本日、某マイミクさんと一緒にライヴハウスへ。
二時間を越えるステージをよく見える距離で堪能。

人のする表現の勢い深さ。そういうものを感じながら見入っていました。

彼女はキーボートの置かれているステージに最後まで一人。
音楽のすべては十指から表現される。
そして彼女は歌う。

ただ、よくよく観察すると、メロディーラインは指では一切表現しない。
それは歌声に任せる。左右の指では他の楽器が表現する音階を
指しているので、一人のステージですが、幅はありました。

いや、一人でここまで幅を広げれるものなのだと感心しきり。
おしゃべりも上手だったし。

100人と何十人の箱でしたが、
その中に見覚えのある顔が。

どこの誰かとは確定できませんが、
おそらく、大学の同級生か、もしくは他学年。

そして、彼は思うに、何回か見ている。

実に不思議なのです。
話したこともないし、でも、何回かどこかで見ている。


ライヴの帰り、誘ってくれたマイミクさんが
友達夫妻とばったり再会。


不思議な接点というか偶然は、
案外、町には散らばっているのだと。


le 25 vendredi
//かなり不愉快な飲み会//
それよりも、かなり不安定なpc
今も自動で再起動した。。。。

今晩は飲み会でしたが、最近、辟易するメンバーがいて
できることなら彼らとは顔を合わせたくない。
支払いの鈍い人も、一向に改まる余地がないのなら
呑みに行かなければよいのに。


そうなのです。!!
酒に関する支出の質を吟味する。
旨い酒を飲んでいるのか?
楽しい時間を過ごしているのか?
適正な価格か?


ここしばらく、不愉快な側面が一向に改まらない。
会社で飲む酒も、人選を吟味しなくては
とんでもない時間だけが過ぎてしまう。


ただ、そう思っている人は
僕のほかにもいるようで、
こういう世間の票と言うのは
あるとき堰を切ったように雪崩を打つ。


le 24 jeudi
//レコードみたいなDVD// 昨日届いたDYNASTY 見入っています。
何かおかしいと思ったのです。  話が飛んでいるような。
完全版を買ったのに、総集編なのかな?と思ったり。

謎は解けました。こんなDVDははじめて見ます。

A/B面あるのです。
A面が終了したら、ひっくり返してB面を見る。

sason1-2-3までは日本で放映済み。
3の最終回は、6/16の日記にリンクしてあります。

この犯人が誰なのかは、4を見れば簡単に分かるのですが、
飛ばしてみるともったいないし、
一から改めてみているのです。



●最近、ウーマンPCの調子が悪い。
 今持っているのは、XPがノートとデスクトップ そしてデスクトップの7
 HPを編集upしているのがデスクトップのxpなのです。

電源が不安定というか、再起動を自動的に繰り返している。。。


le 23 mercredi
//海の向こうから誕生日プレゼント// 差出人、自分。。。
DYNASTYのDVD、届きましたぞよ。

ところが、米国のDVDは日本と同じ企画だと思って安心していたら、受け付けないのです。  別のプレイヤーで試しても同じ。
PCで見ることになったのですが、なんか画面に違和感があるのです。
最近買ったpcなので、そういう方面の処理も技術が向上していると思うのですが、何かを見るという行為はやはりテレビになりますね。


本日は、思いを巡らす全ての人に、特に感謝申し上げるのでする


le 22 mardi
//どこかで紹介されました// youtubeには僕の動画をupしています。
昨日一昨日から驚きの伸び率。何かで紹介されたのは間違いありません。
ところが今日になってからは、パタリと止まる。ハテ&マタ 

平々凡々な日々の繰り返しが、とても有り難く深く感謝するのです。
贅沢は夢の中だけの生活ですが、それでも深く感謝するのです。

確実に老いているのですが、
これこそ何にも増して感謝すべきことだと思うのです。


le 21 lundi
//ウグイの熟れ寿司// 先日の琵琶湖では、湖国のアレコレ買いました。
酒として七本槍の原酒。  食べ物は、サラダパン。
海老豆。 採れたての小鮎。 鮒寿司に、ウグイの熟れ寿司。

鮒寿司を二つも買う余裕がなかったので
廉価版の熟れ寿司、ウグイの熟れ寿司を買いました。

今日は冷酒と共に。

濃厚なチーズにレモン汁をかけ、それと共に燻製の肉を一緒に味わう
そんな豊かな滋賀の味。


取ってのおきの鮒寿司は誕生日の晩酌に。


le 20 dimanche
//体重計を変えたら、、、// なっなんと! 体脂肪率が5%も下がるではないか!!   体年齢というのが出て、24歳なのです。

そうそう、金曜日、奴が最後の挨拶に来た。
一ヶ月の入院生活も終わり健康を取り戻した感も見受けられます。

あれほど自由気ままに、言い換えれば我がままに
法令順守など微塵もなく好き勝手な男でしたが、
一ヶ月の入院はアルコールを抜かすのには
最高の機会だったと思います。
体育会系の奴、昔養った精神力で
二度とアルコールを飲まなければ、きっと復活すると思うし、
一時の没落も風味ある人生の思い出になるでしょう。


le 19 samedi
//真面目に書きましたので、、// mixiからの転載です。

滋味と滋養を。悪い子には灸を。全体に公開
2010年06月20日11:20
6/19 マイミクのkmm女史と
風味豊かな日帰りドライブを堪能しました。

kmm女史30年来通い詰める川魚料理の老舗に
実に風味豊かな昼の膳を戴くのです。

女史が選んだのは、
     鰻の白焼き 鯉の刺身 飯 赤だし

ウーマンが選んだのは、
     ナマズのかば焼き 鯉の刺身 うなぎの肝焼き
     飯 鯉汁


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ナマズのかば焼き、眼鏡と比較してお分かりのように
巨大かば焼き。(本来は2500円相当のサイズ)


●最も脳天に来たのはナマズのかば焼き。
お味はどう?と聞かれ返す言葉はただただ
「もう、なんとも。 全くもってなんとも!! 
            深いところから来るなんともよ。」

女史にもその身を分け与えたのですが、
やはりなんともな表情をするのです。

酢味噌で食べる鯉の刺身が清涼な一品に思える全体のなんとも。

ところが骨を残すのみ、きれいさっぱり食べました。
なんともなナマズでしたが、それは最初の二口-三口まで。
脳のイカレ具合も落ち着き始めると、それはそれで美味しいのです。

最も美味なるところは、ナマズの焼け残っている脳みそと
身を混ぜて食べる。  これは絶品のお味。

世間のそれでいう、魚の最も身のある食べやすいところが
泥の風味(つまり、なんとも)が強烈なのですが、
あとはアラやエンガワにあたる部分を皮の焦げ目と一緒に食べると
なんともさは気になりません。

●鰻の肝焼き 525円
これは食べる価値あり!! 
新鮮でボリューム満点の鰻の肝。
男性機能に往時の勢いがないマイミクさんは
実に多いと解釈するのですが、滋養回復のためにも
是非、岐阜県海津市海津町の、
ここの新鮮肝焼きは食べるべきだと思うのです。

●鯉の刺身 315円
本来は癖のある味なのかもしれませんが
全体を通して最も清涼な、野菜で言ったら生姜のような存在。
フナはその時期でないので残念でしたが、
鯉の刺身は、食べごたえもあり美味しかったです。


女史から戴いた鰻の白焼きも美味でした。
鯉汁も癖もなく美味しい。


「うみゃー、なんとも、うみゃーうみゃー」
と小鳥のような私たち。
隣の老夫婦が声をかけてくれて、しばしの美食談義。
夫人が、「私たち、この店には30年通っているの、
あなたたちは?」と聞かれたので女史も即30年来と答える。

ただならぬ相手方と思ったのでしょう。
夫妻のとっておきのお店など、教えてくれました。
(岐阜県は根尾の山奥)


夫妻はセントレアの常滑から。
地の旨いものを探し求める週末が
昔からのスタイルのようです。
時を重ねる一つの理想形をここに見たような覚えでした。


さて、店の外は、逃げ場もない高温多湿。
途中水郷の道の駅により、ビワやタマネギなどを買う。

それから名神を利用して滋賀県は彦根まで。
湖岸沿いの道を北に進み、長浜へ。
女史が、どうしても立ち寄りたいという場所があるので
顔を出す。 

この日のドライブは、ウーンマと女史の関心が
地域を同じにしていたので効率的に回れました。
女史の最近のお気に入りは、灸。
灸業界最大の直営店がありまして、無料で施灸をしてもらったり
サンプルをもらったり、お買い物も楽しむ。

僕は、天然のもぐさを買いました。
家で、肌に味噌をぬり、もぐさを丸めて、味噌に置き、
線香で火をつける古式灸を楽しむ予定です。

女史は、数ある品揃えの中でも最も高額な商品をお買い上げ。
もぐさをふんだんに使用した特別な器具を用いる贅沢品。


長浜を後にしてふたたび湖岸沿いの道を北へ。
道の駅で、お買い物を楽しむ。
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鮒ずしに うぐいの熟れずしに、海老豆、
そして天然の薬草をふんだんに用いた入浴剤を。

それから木之本の町により、
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と、二軒ほど隣の蔵元で酒を買う。

琵琶湖最北の港町、塩津の道の駅にも顔を出し
鮒ずしの価格を調査しましたが、こちらはダメ。
新鮮な小鮎を買い、こちらは家で揚げ物の予定。


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再び木之本に戻りまして北陸道経由の名古屋へ。
途中、集中豪雨に見舞われましたが、高速移動中の大雨は
洗車機のそれと同じ効果も発揮してくれるので車ピカピカに。


名古屋市内に戻りまして女史お勧めの喫茶店で
本日購入のアレコレを、今一度吟味評定する時間。
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独特な器具を用いる女史購入の灸がケーキの間に鎮座しています。

このお店、日本人の体形がまだ小さいころの造りで、
ケーキはというと、
昭和40-50年代の贈答用の味を今に守り続ける名店。
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本日のドライブも佳境。
某所にて、
古今映像作品群から値打ちなものを探していたのですが、
意中のものは見当たらず、意外なものだけを発見。

10年ぶりくらいかしら?
お太りあそばしたのと、その白髪の量。
それは僕にも言えることですが、お互いに気づきはしたものの、
気づかぬふりの私たち。


6/20  本日も探しに行こうしら?
 

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冷酒に鮒ずし。これに勝る組み合わせは未だ見つからず。

夢は、琵琶湖岸の民宿とかで、鮒ずしや川魚料理三昧の週末。
夏場になると、臭い人も出てくるけれど、
やっぱりウーマン、臭いのが大好き! 味わい深いのです。



le 18 vendredi
//慣れる// 気温の変化についていこうとする、季節の変わり目が一番疲労度も増す。   夏も真っ盛り、連日40度近い日々であっても、慣れてしまえば妙な疲れも軽減される。

こんなとき、早く寝るのが一番なのです。
明日は、淡水魚のアレコレを味わう、かなり個性ある旅。


le 17 jeudi
//37に遣り残したこと// 38まで一週間を切りました。  驚くべきほどの安定飛行。変化なし。 低空飛行。。。

この間に思い出すことは、数々の地方都市行脚。ウーマン・エレガントウォーキングなどですが、それはここ数年の一貫した趣味なので、果たして37なのか定かではありません。

変化のない日々。知らずに増える白髪。

思い出した!!!!

37の最大の出来事は、通風の気を感じ、
食事療法を取り入れたところでしょうか。
まっ、平日夜の焼肉を居酒屋に変えたところですが。


le 16 mercredi
//青春の忘れ物を//ボタン一つで買える世の中。 

                    

season1-4まで買いました。NHKでは、上記upの3で終了しましたので、
この放火の犯人が誰だか20数年ぶりに判明するのです。

ただし刈谷ホルニアからのお届きものなのでしばしの辛抱。
自分に贈る誕生日プレゼントのようなものになりますね。


le 15 mardi
//心地良い夜// 激しい雨が降っています。雨の音を楽しみながら寝るなんて何ヶ月ぶりでしょうか。  激しい雨は誰もに家庭への回帰を促す。

早く寝るということは、働く者にとっての一種の褒美。

最もシンプルな行為がとても贅沢に思えるのです。
ましてや外の激しい雨音を聞きながら眠るなんてのは
厳しい天候に対比する安楽のベッド。守られている豊かさ。


le 14 lundi
//お好みおばあちゃん復活!// これほど安堵して、これほど嬉しい事があるでしょうか。  どうやら転倒して怪我をしたみたいです。一週間の休業で見事復活。  老け込む恐ろしさを知っているのでしょうね。 

//Lady 和歌// ビッチでも、まだまだ欲しい 竿欲しい

//アンティーク風のノートを一冊// 少し値の張るノートの、そのページの質感に何度も指を動かし、とっておきの万年筆を持ち出しては、さて何を書こうと思っても、毎回、その先に進まず。

キーボードでは書き間違い、書き過ぎの場合、簡単に消去もできるし修正も可。  ノートに文字を書くと言う以前では当たり前の出来事を、今、背筋を正して机に向うのだから、とても贅沢な行為です。

ちょっとした現実の逃避で、お洒落で、それでいて建設的だと思うのは、
香りの高いコーヒーか、僕の知らない美味しいお茶をいれてくれるテーブルの広い店で、そのノートに筋の通った何かを書き綴れるひと時。

でも、小心者と言うか庶民的と言うか、
理想の喫茶店は、90km離れた高原にあります。
ところが頭から離れないのは、コーヒー一杯で寛ぐことが許される
一般的な時間と言うもの。  空席があれば何時間でも良いのでしょうか?
常に、何か飲むもの食べるものを置いておくべきなのか。


もう一つ、最近、無性に手紙を書いてみたいと思うのです。
書く相手もいなければ、親しい間柄であっても
住所など誰一人として知らない。
ましてや、差出人は正直に僕の住所に本名。
ワンダー★ウーマンなら、一致するのに本名に住所まで添えてあっても
僕を探り出すのは相当に難しい時代なのです。

携帯やメールで簡単に意思疎通ができる世の中で
手紙、封書などは、ただならぬ不吉な内容でも書かれているような
先方にあらぬ警戒心を持たせます。


便利さは、手紙を書く楽しみを消し去ったようです。
では、何が楽しいかといえば、
それは文字で表す、例えばセンスある部屋のインテリアのようなもの。
手紙こそ、僕のセンスを文字の並び、内容、言い回し、インクの色
便箋一枚か二枚で宇宙のように表現できると信じています。


つい20年ほど前に当たり前であった、読み書きの行為が
今、とても贅沢な上品な趣味に転じつつあります。

まもなく紙の本を読む行為が、
一冊だけを持ち歩いて読むというその行為が、
非効率的と蔑まされた後、とても贅沢な行為であると
見られるような気がするのです。


le 13 dimanche
//真面目に書いたので転載です。//
標高の低い、海よりも低い田舎。全体に公開
2010年06月13日17:12
とうとう梅雨入りしましたね。
東海地方でいえば平年の梅雨明けは来月の20日だそうです。

この間何があるかといえば、
●第38回、世界ウーマン節。
●第5回、プレイガール最大の年中行事「大平宿」
 ちなみに、第四回は、↓↓↓
http://www.wonder--woman.com/2009-pg-odaira-1.htm

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日曜日、昼近くまで家でゴロゴロ。
土曜日の私生活も17点くらいの内容だったので、かなり焦る。

ウーマンの選んだ先は、
標高の低い田舎、ともすれば海よりも低い田舎。

愛知県-三重県-岐阜県が接する地域、つまり濃尾平野西部は
日本でも大規模な部類に該当する一大水郷地帯。

大小さまざま河川が密集する土地の低い、
しかも広大な濃尾平野の西部。

この辺りでは、もっとも土地の高い場所が
大規模河川の堤防なのです。天井川なんですね。

その内側、つまり輪中にも小さな川が流れていますが、
もはや自力では排水できず、人工肛門ではありませんが、
木曽三川(木曽川-長良川-揖斐川)以外の多くの川の
「河口」にあたる部分は、排水機場(ポンプ場)なのです。

言い換えれば、停電すればその川の水は流れる場所を失うのです。
だから、堤防内の中小河川の水の流れは、
それはそれは怠惰そのもので、どこまでも続く細長い池のように
澱んでいるのです。


多くの日本人にとって、田舎とは山村であり、
多くの日本人が住む都会は、平野部に位置している。
だから、土地の低い平らな田舎は、
想像するにもかなり後回しになってしまう。


梅雨入りした6/13。曇天で、雨はパラパラ降ったりする程度。
水郷地帯の曲がりくねった細い道の際には、水の張られた田圃であり、
もっと水深の深そうな水の湛えは、特産品の蓮根畑であり
時に金魚の泳ぐ池でもあるのです。

今回のぶらり旅の目的は川魚料理。
魚といえば、大洋の潮に揉まれた海の魚。
渓流に身の引き締まった鮎などを思い浮かべるでしょうが、
ここ濃尾平野西部の水郷地帯には、澱む水に生息する魚を用いた
郷土料理があるのです。

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素晴らしい郷土料理屋を発見しました。
岐阜県は羽島市にある川魚料理屋。
細い道を突き進み、集落の最奥は堤防の際だったのですが
そこに店を構える「魚 勝」。

えっ??と思ってしまう人の入り。

僕が選んだのは、
ナマズ丼とナマズの刺身。各々1000円。
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それはうな丼と同じ味付けですが、うなぎではなくナマズ。
身がふわりとしていて、皮に焦げ目があり香ばしいおいしさ。
鰻のように身に弾力はありませんが、それはそれで美味しい逸品。

次に、ナマズの刺身。
確かに泥臭さを感じます。
しかし脂が乗っており、臭さに慣れたころ、
噛めば噛むほどます旨み。

つき出しは、川の小海老と小さな魚の甘露煮。
ともに泥臭さを感じますが、このほのかに味わう臭みが
実は旨みに通じると脳が判断したとき、
人は病み付きになるのでしょうか。
今は廃線になってしまった名鉄竹鼻線沿いの郷土料理屋。
この人の入りは、時に奇異に思われる「渓流ではない川魚料理」が
水郷地帯の人々に
今でも愛されている証しだと思うのです。

++++++++++++++++++++++++++++++
近くには、道の駅「クレール平田」があります。
水郷の産物が多く売られています。
お土産の一つに鮒の味噌煮を買いました。
鮒を赤味噌で甘辛く煮て、身をほぐしながら
ご飯のお供に食べるのです。

あと、花を栽培している農家が多いのか、
たくさん売られていました。見ていて楽しかったので
花菖蒲を150円で我が家へ。


梅雨も明ければ、逃げ場のない夏の暑さが
水郷地帯をキラキラと照らすのでしょうが、
それは夏の朝に聞く白鷺の声とともに、
清々しくもあると思うのです。


ここの料理屋、木曽川の天然鰻も扱っているそうです。
来週末、両親を誘うことにしました。


le 12 samedi
//美食家のこだわり// 僕は、歳の割には食にうるさいと思う。食通、美食家といえば不遜極まりないのですが、週末、他にすることもないし自由気ままなので、ドライブの目的は自然に旨いものツアーになってしまう。

一つ拘りがあるとすれば、それは地元に行き食すと言うこと。
今、一番の関心は鮑。
ガス代やホテル代を考慮に入れれば名古屋の高級な料理屋で食べるのが結果的に安いのでしょうが、そういう計算が成り立つにしても、そちらを選択することはない。  地元に行き、その安さに狂喜乱舞し、まさに踊り焼きを食べ旨味に酔うのです。


鮑なら、志摩の相差でしょ、山肉(ジビエ)なら南信濃でしょ。
素朴な山のご飯なら下栗の里。寿司は焼津。鰻は郡上八幡。


le 11 vendredi
//夢の中で対決// ある人物が夢の中に現れ、僕に文句を言う。もちろん僕なりの言い分があるので、夢の中で激しく物言いをする。抗議する彼は、また別の夜にも現れた。  

最初は、寂しそうな顔をしつつも僕に憎しみを感じる顔つきで会社にいるではないか! そして抗議されたので言い返す。

次は、とりあえず退院して会社に顔を出す。お元気になられたとありきたりなことを言いつつも、言葉が続かず、そして彼の抗議になったので僕も言い返す。

夢の中で、同一人物が二回も僕に抗議してくる。
他界したのかと思った。
しかし、そんな情報は入らず、いや情報は皆無。


急性すい臓炎で入院したと聞いたのが五月の連休明け。


le 10 jeudi
//とうとう、// 本日はお休みします、という張り紙さえなくなってしまった。
ある種の覚悟が構築されつつあります。

もう一度店を開いて欲しいという無理は言わないけれど、
心から願うは、おばあちゃんのお体のこと。
何かの不調が長引いているはずですが、
心の深いところから快復を願うばかりです。


愛おしく思うは、新しく生まれる命それよりも、
古き輝きの、いつまでも保たんと欲する、ただそればかり。


le 9 mercredi
//心配は日々重なり、、// 今日もお休み。

昨日の日記にも書きましたが、
老人は、美しく可愛く愛おしい存在。
深きところから発する愛の対象。


お好みのおばあちゃんは、それは話を聞くと苦労を重ねていました。
その苦労話を、微笑を絶やさず語る姿に、
もう全てを抱擁できる懐の広さを感じざるを得ないのです。

今、とても幸せなのでしょう。


人が、愛おしいと思わせれる徳を発するには、
本人の幸せ充足が根底にあるのだと思う。

老人が等しく愛おしいとは限らない。

齢重ねて今を満たされた気持ちでいるとき、
見るものに愛の存在として輝くのだと。


そのハードルが老いの達観で低くなると思うのです。
老いてしまえば、幸せは、とても慎ましい手の届く範囲の
一輪挿しであり、鉢の花であり、日々薄くなる日めくりであって
毎日に届く新聞なのかも。


le 8 mardi
//心配事// お昼。会社の裏の、おばあちゃんがやっているお好み焼き屋によく行く。  よく行くといっても、ここ二年ほど。
戦前から、この場所に居を構え、その話を聞くに面白く、そして価値のあるひと時だと。  僕は、行きつけの喫茶店でもそうですが、ドアを開けると同時に「こんにちは」と言う。満席かどうかの確認は、そのあとで良い。

そのおばあちゃんのお店が、月曜から休業。
あの歳で、寝込むと筋力も低下の一途だし、心配はつきません。
物事、潮時、辞め時はあります。
いつの日かはと覚悟はしていますが、
理由が定かでないので、ただただ心配なのです。

思うに、老人は美しく、可愛いく愛おしい存在だと。

寝込んでいるのなら、お見舞いしてあげたいし、
やめると覚悟したなら、お礼も言いたい。

本当に、老人は、美しく可愛く愛おしい。
深いところから発する愛の対象です。


le 7 lundi
//誉// 遠い親戚ではあっても、今夜の晩酌に選んだ酒と、つまみの漬物が遠い親戚であるのですから、それは一族の誉れ。

岐阜県は多治見市、市ノ倉さかづき美術館に行くようになってから、
日本酒を飲むのが本当に楽しくなりました。

ただし、毎日、晩酌で量も増えていったら健康上よろしくない。

かといって水杯なんてのは893ではあるまいし、おいしくもないし。

そんな時、雰囲気は味わえて、なおかつ飲み応えもある飲み物として
僕が考えたのは、酢を水で薄める。

杯で飲む酒もどき。
なかなかに宜しい。


さて、酒は飲む方ですが、
酒屋さんに行っても、まず自分からは買わない酒があります。
それは焼酎。

同じ酒でも日本酒の棚では、あれこれ目を輝かせるのに、
ワインの能書きに思いを巡らせるのに、
焼酎は見向きもしない。


le 6 dimanche
//思い出、それは// 不思議なひと時。味のある一瞬。
前にも書きました。
人生の質とは、つまるところ良きに分類される思い出の多少の前後。

良きに分類される思い出。
それは振り返る時、脳に残る良きに分類される記憶。
記憶に残っていなければ、意味がないのです。

では、記憶に残るためにはどうすればよいか。
思うに、ある一定以上の良いと思う信号の受信。
感動が、あるレベルを超えたときに記憶は脳に残る。

//良きに分類される記憶を求めて// そういう感動を得るために
ファーストクラスで世界一周など僕には時間も金銭的な面でも無理。
庶民には幸せは遠い存在なのかといえば、否、工夫だと思うのです。

ある一定以上の感動を得るために、
早起きして、近くの海から登る太陽を、コレ!と選んだ音楽と共に味わう。

前置きが長くなりました。
不思議な旅を考えています。
金曜の夜、携帯サイトから当日予約で格安の宿を探す。
場所は、瀬戸市。
会社から瀬戸のホテルへ行く。(会社で私服に着替える)
金曜の晩は、瀬戸で過ごす夜。味な居酒屋にでも入りましょうか。
土曜の朝、ホテルを出てから多治見までエレガント・ウォーキング。

携帯サイトから、多治見のホテル、もしくは中央線沿線のホテルに予約して、
多治見なり恵那なり、そんな地方都市で過ごす週末。

これを実施したら、何気ない普段の週末が
とても不思議な時間に変貌すると思うのです。

たぶん、一年を振り返る時、僕は鮮やかに記憶を再生するでしょう。

名古屋に住んでいて、名古屋の会社に勤めて
なのに瀬戸市で泊まるのは、実に不思議。
地下鉄の駅を、一つ手前に降りて、知らないバーに顔を出すとき、
まるで地方都市の夜を彷彿とさせます。


と、金曜日の夜に不思議な街で前夜祭。
こういう週末の旅行を考えています。

どこにしましょうか。


le 5 samedi
//Love letters straight from our hearts// 届きましたぞよ。しばたはつみ女史のCD   かなりご機嫌。

本日は、何から書きましょうか?
新しい旅のスタイルなのです。  断念したのです。

先月、北陸のマイミクさんの素敵な宿の取り方に感化され、
僕もこの週末試みる。
つまり、土曜日も時間が経ち当日予約を携帯ですれば
場合によっては格安に泊まれるときもあるのです。
飛行機と同じ。空で飛ばすより、安くても誰かを乗せるべしと。



目が覚めて洗車と朝風呂。
それから、千種保健所に行く。HIV-梅毒-B,C型肝炎の血液検査。
からりとした風が吹きますが、久々に熱いと感じる日中。

採決のあと、車を名古屋インターへ。
ところが直前に乗るのを止めて瀬戸方面へ。

先週もそうでしたが、瀬戸市をブラリ歩き。
ぶらぶらと寄るべきところに寄って、多治見は市ノ倉まで足を伸ばす。
さかづき美術館で冷酒に用いるアレコレを買う。

夜は、素敵な晩酌になりました。

思うほど宿の単価が下がらなかったので土曜日の今、僕は自宅。


明日はどうしましょう。
昼過ぎに千種保健所でしょ。
その前か、その後か。


le 4 vendredi
//会社から家まで//歩いて帰ったよ!12-3kmあるとおもう。
2時間と20分で帰宅。
そもそも地下鉄とバスの通常の帰宅でも60分。
これに80分プラスしたら12-3kmのエレガント・ウォーキングです。


菅さんが新首相ですね。
江田議長といい、社民連系統からは大物が輩出されます。
鳩山と比べて苦労はしているから
その点では期待は持てます。


荷のちゃんねるでは、民主党で言ったら前原以外は国賊の扱い。
そういう意味でも大いに期待するのです。


le 3 jeudi
//民主に一票入れた人間ですが// 鳩山に対する中盤移行の嫌悪感ときたら麻生さん以上。しかし、この政権交代である程度の成果も出して欲しいと願っていたので、彼の辞意発表は大歓迎。  

彼の質問されれば、とにかく間をおかずに格好良く取り繕う発言癖は
一種の病理に区分されると思う。

//冷風扇// 実は、この機器大好きなのです。
これが全く猛暑には無力で、二台目が壊れたまま、三台目を伺っています。

例えば、我が家の裏が山で、そこから冷たい水が湧き出しているのなら、
ホースを伸ばして、冷風扇にチョロチョロ給水します。

ところが小さなタンクの水に、夏の盛りは40度。全く非力。
氷を入れればパワーも増すと謳われ、それに踊らされると
冷蔵庫の氷は瞬く間に空っぽ。

澱む水に涼を求めることが無理なのです。

我が家に地下室か庭に洞窟でもあれば
空気を循環させて、涼を取り入れることは可能なのかも!
と思うのですが、庭はあっても穴を掘るのはこれからのこと!?

そこで僕は考えるのです。
浴槽に水を蓄える。
空気を循環させるホースをグルグルと浴槽に。
外の40度の熱気が浴槽の中で熱交換され、
浴槽の水はどんどん上がるのですが
理論的に40度以上は無理でしょ。
風呂の足しにもなって涼風も得られたとするなら
なんと革命的な冷房装置でありましょうか。


le 2 mercredi
//国敗れても山河あり// 内閣コロコロ変わっても日本国あり。
借金漬けですが。


やはり先日の大失態のショックから立ち直れません。
五月某日の記憶としたら、、
●社民党は全員一致で政権を離脱するべし。
 ほとんど犯罪に近い鳩山に対して一本筋を通して
 その結果が議席減というのも可哀想。
●転職を繰り返す人は過去の成功体験に期待するのだろうが
 いづれ自身の加齢が、それを邪魔する。
●ネットで全国民素人作家状態。彼らは金儲けのことを一切考えず
 アレコレ書くから読んでいて面白い。
 一方、文筆家は斜陽な業界事情を過分に意識するのか!
 そもそも本を購入して読むという行為が、
 便箋に万年筆で手紙を書くような贅沢行為になってしまった。
●我を通しつづけて、今、入院。
●母上、中学の同窓会から帰ってくる。楽しそうに写真を見ながら
 アレコレ話す姿に、心底羨ましく思った。
●気になる女性がいて、引っ越すという。そのお手伝いでもできればと
 それは心の中のつぶやき。
●歯医者が続き、週末、大胆な行動が取れない。
●鮑を食べに一人旅をしたい。
●緑と青空と爽やかな風の正午に冷えたワインを飲みながら
 人を待つ正午。瀬戸市に行きました。
 肉筆は、今となっては下着の中のようにエロチックな存在。
 昔は、文通だけで相手の顔は分からない男女の出会いってありました。
 それが今や、相手の書く文字の癖は、順に追って行く、かなりあとのほう。
 なんたる時代の逆転かな。


le 1er mardi

//16の春は、、//  今から何年前? 今月38でしょ。38-16=22
22年前のスピーカーが、どうにもこうにも大好きです。

高校の入学祝に、AIWAのプリオールCDS777を買ってもらいました。
あのころのミニ・コンポは今から思えば贅の限り。
音に、あれだけ執着した時代はもう来ないのではないか?

経年劣化で、とうとう、スピーカー以外は全て処分。

スピーカーは単純な造りが結え、今でも健在です。
真空管アンプは、AIWAのスピーカー。

たぶん、このスピーカーは、音が出る限り、
一生のお付き合いでしょう。

身震いした曲との出会い。大音量で試し聞きしたり。
いづれ、人生の過ぎ去り日々を思い浮かべては涙する日も来ましょう。


本日、私は大失態を犯してしまいました。
それは五月の日記を見ていただければ分かります。

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